ストルプマン ヴィンヤード　パラ　マリア

〜店主より〜

上質なシラーの造り手として知られるストルプマンヴィンヤード。

そんなストルプマンヴィンヤード・マネージャーであり、グレープ・ウィスパラーと呼ばれるルーベン・ソロルザノ氏が畑の中から厳選されたブドウが使われているとあって期待値も高い。

早速一口。

ルビー色の繊細なミディアムボディ。熟していながら輝きがあり、濃縮されたプティ・ヴェルドの密度がとても心地良い印象。フィニッシュには野生のベリーと赤いリンゴの爽やかさを感じ、早摘みされたブドウを丸ごと発酵させたシラーの優しいタッチが非常になめらかです。

ドライなタンニンではなくバランスの取れた酸がしっかりとした支えになって、とてもバランスの取れたエレガントな仕上がり。

うーん、美味しい。爽やかで上品。オーストラリアのシラーのようながっつりとしたシラーも好きだけど、このピノノワールに近しいエレガントさを持つシラーもとっても好みな店主です。