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家飲みにおすすめ赤白ワイン。スーパーでの選び方のコツまで徹底紹介

家飲みワイン

家飲みワインを選ぶ際に考えたいこと

ここ数年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大から、私たちの生活様式が大きく変わりました。ステイホームを余儀なくされた私たちは、日々の生活に少しでも潤いを与えようと、食事に合うワインを選び、ワインに合うおつまみを作るなど、「家飲み」をする機会が格段に増えました。

家飲みワインの良さは、色々なワインを誰の気兼ねなく、試すことが出来るという点でしょう。あまり難しく考えないで、様々なタイプのワインにチャレンジすることをお勧めします。

今回は「家飲みにおすすめの赤白ワイン。スーパーでの選び方のコツまで」というテーマで、家飲みワインをセレクトする際のポイントをお届けします。

① 食事にあわせることが多い?晩酌にすることが多い?

ワインを選ぶコツは、そのシチュエーションがポイント

食事に合わせたい時は、メインの料理に合わせるのがお勧めです。その際、最も簡単なのは、同系色で合わせる方法。濃い色味の肉系なら赤ワイン、色味の薄い魚介系なら白ワインを選ぶと良いでしょう。食材だけでなく、ソースの色や料理全体の色味に合わせて、ワインをセレクトするのもポイント。

濃い色のソース掛け、料理全体が濃い色味だったら、迷わず赤ワインを。逆にクリーム系の白っぽいソース、料理全体の色味が薄ければ白ワインがお勧めです。悩んだ場合は、辛口のロゼワインや辛口のスパークリングワインを選ぶという選択も。

またしっかり重めの赤ワインは、翌日に残しても酸化が少し遅くなるので、一人で楽しむ晩酌にお勧めのタイプです。「バックインボックス」タイプのワインなら、飲んだ分だけ箱の中のバックが小さくなり、ワインが空気に触れずに酸化を防ぎます。残ったワインは、料理の隠し味、煮込み料理、ソース、ホットワインになど、使い道も沢山。最後まで美味しくいただきましょう。

お料理との詳しい合わせ方については「白ワインと料理のペアリングのコツ」や「赤ワインと料理のペアリングのコツ」を覗いてみてくださいね。

② 予算はどれくらい?

ワインは500円以下のテーブルワインから、数万円や数十万円の高級ワインまで、予算やシチュエーションに合わせてセレクト出来るお酒です。予算に応じて、楽しみ方も千差万別。

予算の基準値として、2000円迄で購入できる手頃なワイン、それ以上の価格帯のワインで考えてみましょう。 手頃な価格帯のワインなら、コストパフォーマンスの高い、ワイン新興国にお任せ。比較的、単一品種のワインが多いため、味わいもイメージしやすいのが特徴。ラベルがシンプルで難しい用語も少ないので、初心者にもお勧めです。

少し予算に余裕がある時は、ワイン造りの歴史が古いフランスなどのヨーロッパで造られるワインを。複数のブドウ品種をブレンドしたものが多く、味わいも単一品種では引き出せない複雑なテイストや味わいが楽しめます。それは熟練の技術を要する匠の技。中には10種類以上のブドウ品種を混ぜて作ったワインも。ラベルに品種名が書かれていないことが多く、産地や格付けなどのワインにまつわる情報をイメージしながら選ぶ必要があります。銘醸地が織りなす、ワインの奥深さを堪能してみては。

③ 自分はどんなものが好き?

お気に入りのワインを見つけるには、まずは自分の好みを知ることが大切。どんな食事が好きなのか?どんな味が好きなのか?どんなタイプが好きなのか?はじめは安めのワインを色々試してみることがお勧めです。それには「家飲み」は最適なシチュエーション。自分が気に入ったものがあれば、しばらくは同じタイプのものを軸に、試していくのも良い選択です。

ワインの味わいをイメージするのに、ヒントの1つとなるのが、産地の気候。寒い地域にある産地は「シャープな味わい」のワインになる可能性が高く、温かい地域にある産地は「しっかりした果実味」のワインになる可能性が高いでしょう。ブドウは温かい気候では成熟しやすいので、糖度が上がり、アルコール度数も高くなる傾向が。チリやオーストラリアなど、太陽が降り注ぐ地域では、しっかりした味わいのワインが誕生するのです。

一方で、寒い気候だとブドウの糖度が上がらず、すっきりとした酸度の高い味わいになる傾向が。ドイツやフランスの北部などの冷涼な地域では、良質な白ワインが生まれています。

家飲みにおすすめ万能ワインを具体的にご紹介!

家飲みワイン

最も簡単なワインの選び方のコツは、「ワイン産地」と「ブドウ品種」を参考にすること。

フランスの場合は、地域や村、畑などの細かな産地が限定されていればいるほど高い格付けのワインになります。ブルゴーニュでは単一品種で造られることが多い一方、ボルドーやその他の地域ではブレンドが基本。

ブドウ品種の記載がない場合は、「ワイン産地」で選ぶと良いでしょう。

【白ワイン編】

一度飲んだらトリコに! ニュージーランド(マールボロ地区)×ソーヴィニヨン・ブラン

手頃な価格の辛口白ワインなら、安定した品質のニュージーランドは外せません。特にマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランは、昼夜の寒暖差が激しいため、香りがギュッと凝縮されやすいのが特徴。

酸味が強く、果実味がとても豊かです。爽やかなハーブの香り、印象的な果実味、バランスの良い味わいが楽しめます。アロマティックでフレッシュな白ワインが好きなら、間違いない1本に。

中でも当店のおすすめは「ローソンズドライヒルズ」。ニュージーランドらしいトロピカルなフルーツの香りに、ハーブの香りがなんとも爽やか。支える酸もしっかりしていて、ついつい2杯目、3杯目と手が伸びてしまう1本です。

あさりの酒蒸しやサーモンののったサラダなんかに合わせるとこれまた絶品。食卓が家飲みとは思えないほどのクオリティーになります。

海外からも大絶賛! 日本(山梨県)×甲州

甲州は日本を代表するブドウ品種です。技術がどんどん進歩し、海外からも評価されるようになりました。甲州ワインは、フレッシュな柑橘系の香り、軽やかな酸、すっきりとした後味が特徴。フレッシュなものからコクが楽しめるものまで揃う万能選手タイプです。日本の四季折々の料理と相性が良く、お刺身や焼き魚、天ぷらなど様々な素材や味付けにも合わせやすいワイン。決して主張しすぎない、控えめな味わいです。繊細な味わいが、海外からも高く評価されています。

王道中の王道! フランス(ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区)×シャルドネ

クオリティの高さで選ぶなら、フランスを軸に選ぶと良いでしょう。ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区で造られるシャルドネは、世界トップレベルの辛口白ワイン。「モンラッシェ」「ムルソー」「コルトン・シャルルマーニュ」で造られるものは「ブルゴーニュの三大白ワイン」と称されます。特別な日に開けたいワインです。

当店の一押しは「ドメーヌミッシェル」のマコンヴィラージュ。こちらはブルゴーニュのマコン地区のものですが、日本への輸入量が少ない貴重な1本で、とにかくバランスが良く上品なのが特徴。白桃を思わせる甘美な香りになめらかな口当たり。口に含むとうっとりしてしまう仕上がりなんです。

デザインもとても上品なので、少し特別な時に開けたり、プレゼントにするのも非常におすすめ。

【赤ワイン編】

日本でも大人気の「チリカベ」! チリ×カベルネ・ソーヴィニヨン

リーズナブルに濃厚な味わいのワインを楽しみたい時は、ニューワールド(新世界)のワインを。特にチリのカベルネ・ソーヴィニヨンは、「チリカベ」と呼ばれ、日本でもすっかり顔馴染みになりました。インパクトがあってわかりやすい味わいが特徴。当たり外れが少なく、味のイメージがしやすいのもポイントです。そのため合わせる料理も、イメージしやすいでしょう。

当店のおすすめは「コイレキュヴェ」のカベルネ・ソーヴィニヨン。チリカベらしい力強さがありつつも、余韻はエレガント。飲み疲れしない1本です。価格もお手頃なので、冷蔵庫に置いておくととっても便利な1本です。

パワフルなワインの代表格! アメリカ(ナパ・ヴァレー)×ジンファンデル

予算に余裕がある場合は、アメリカのナパ・ヴァレー地区はクオリティが高くてお勧め。色味が濃くて、ジャーミーな味わいが楽しめるジンファンデルは、肉料理との相性が抜群。肉のパワフルな味わいに負けず、相乗効果を生み出します。どっしりとしたコクや渋みが感じられ、個性も強いタイプ。もちろんワイン単体で楽しんでも。

当店のおすすめは「ペドロンチェリ」のジンファンデル。レザープリントがされているボトルがとってもおしゃれな1本です。ボトルのしっかりした印象同様、味わいも濃厚。店長布川の家でもがっつりとしたお肉料理の時はこの1本を開けます。

個人的な印象ではありますが、このジンファンデルは若い男女はもちろん、割と年配の方にも好評なイメージで、どっしりとした重みがありつつもくどくないのが評判を呼んでいます。

ワイン界の王様級! フランス(ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区)×ピノ・ノワール

少し贅沢に、ワインを楽しみたい時は、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区で造られたピノ・ノワールがお勧めです。ブルゴーニュの赤ワインは、ほとんどがピノ・ノワールの単一品種で造られます。軽やかで果実味豊か、エレガントな口当たりのワインが楽しめます。

当店おすすめは「フィリップコラン」のピノノワール。赤ワインというとお肉料理のイメージが強いかもしれませんが、このピノノワールはマグロとも相性抜群。ペアリングの幅が広くお肉料理に限られないのも嬉しいポイント。

チャーミングな果実味にエレガントな酸。何とも洗練された味わいの1本で、飲んでいるととても優雅な気持ちになれますので是非。

【スーパークリングワイン編】

コスパ最高! スペイン(カタルーニャ地方ペネデス)×チャレロ、マカベオ、パレリャーダ : 「カヴァ」

カヴァは、スペイン語で「洞窟」という意味。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるスパークリングワイン。固有品種のチャレロ、マカベオ、パレリャーダで造られる伝統的なカヴァから、シャンパーニュのようにシャルドネやピノ・ノワールで造られるカヴァまでバラエティ豊か。手頃なものが揃う中、品質が優れていて美味しいのが特徴です。

熟成期間や使用するブドウ畑などの基準から6つのグレードに分かれています。

  1. コストパフォーマンスの高い「ノン・ヴィンテージ」は、最低9ヶ月の瓶内熟成のスタンダードなタイプ。1000円前後の予算で、十分美味しいカヴァに出会えるでしょう。
  2. 単一年のブドウ品種で造られる「ヴィンテージ」も、9ヶ月の瓶内熟成。
  3. 「レゼルバ」は最低15ヶ月の瓶内熟成が必要。複雑な味わいが楽しめます。
  4. 最低30ヶ月の瓶内熟成が必要な「グラン・レゼルバ」。残糖分量が1Lあたり12g以下の辛口カヴァだけが認められています。きめ細やかな泡立ちとクリーミーな味わいが特徴。
  5. 「カヴァ・デ・パラヘ・カリフィカード」は、新設されたグレード。グラン・クリュに相当する最高級のカヴァです。最低36ヶ月瓶内熟成した辛口タイプで、全体でわずか12の畑だけ。

当店のおすすめカヴァは「マリアカサノヴァ」のカヴァ。コスパの高いノンヴィンテージのカヴァですが、2019年にはサクラアワードで金賞を受賞した実績の持ち主。シャンパンを彷彿とさせるクリーミーな泡に青リンゴのようなフレッシュさが特徴で、カヴァのコスパの良さを思い知らせる1本です。

ちょっとしたお祝いの時はもちろん、暑い夏の昼下がりに飲むのも最高ですので是非。

華やかさ圧倒的NO.1! フランス(シャンパーニュ地区)×ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ : 「シャンパーニュ」

スパークリングワインの王者、シャンパーニュは言わずもがな華やかなお酒です。シャンパーニュ地方で造られ、特定のブドウ品種を使い、シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)で造ります。その他にも、手摘みで収穫すること、ガス圧が5気圧以上、規定の熟成期間を経ていることなど、様々な厳しいルールが決められています。そんなシャンパーニュには3つのグレードがあります。

  1. 一般的なシャンパーニュは「ノンヴィンテージシャンパーニュ」。複数年の原酒をブレンドして造ります。
  2. 「ヴィンテージシャンパーニュ(ミレジメ)」は、ブドウの出来が良かった年に造られるもの。
  3. 最上級は「プレステージシャンパーニュ」。極上のブドウ、シャンパンメーカーが威信をかけて造り上げる逸品。

当店でおすすめしているのは「アレクサンドルセレクション」のノンヴィンテージシャンパーニュ。家族経営の小さなワイナリーが作るシャンパーニュですが、とてもクリーミーでなめらかな口当たり。年々価格が高騰してる(今年は特に!)シャンパーニュの中でも1万円以下をキープしている貴重なラベルです。

お祝いだからやっぱりシャンパンがいい!そんな時は是非検討してみてくださいね。

幸せな優しい甘さ! イタリア(ピエモンテ州アスティ地区)×モスカート・ビアンコ : 「モスカート・ダスティ」

モスカートとはイタリア語で「マスカット」という意味。古代ローマ時代に地中海沿岸全域に伝わった品種です。モスカート特有の甘いアロマを活かすために、大型タンクでの二次発酵するシャルマ方式で造られます。微発砲で優しい甘さを感じられるモスカートは、特に女性に人気のデザートワインです。

【その他のワイン編】

オーガニックワイン

新型コロナウィルス感染症の広がりで、「家飲み」が広がった際に、特に注目を集めたのが「オーガニックワイン」でした。巣ごもり消費により、ワインの飲用シーンが変化。少しでも安心安全を求める人が増え、オーガニックワインの存在感が増したと言えるでしょう。

オーガニックワインとは、有機栽培されたブドウを使用。添加物などをなるべく使わずに造られた、ナチュラルワイン。化学肥料などを極力使わない栽培方法のため、ブドウがしっかり根を張り、地中深くのミネラル分を吸収して育てることが出来ます。酸化防止剤の使用を控えるものが多く、ブドウ本来の味わいが感じられます。

国や組合によって独自の認証機関があり「Euroleaf」「ECOCERT」など、認証マークがワインボトルに明記されているものもあり、選ぶ際の参考になるでしょう。

ただ、認証にはお金がかかるという大人の事情から、「自然派だけど認証は取っていない」というワイナリーも多数あります。分からない時はお店の人に聞いてみるのもGOODです。+wineでは自然派ワインの一覧ページもご用意していますので、気になる方は是非。

【主なオーガニックワインの認証団体】

  • ユーロリーフ認証:EUの有機農業規則に従って生産された農産物であることを証明するマーク
  • AB認証:フランスの農林水産省が保有しているオーガニックマーク
  • エコセール認証:フランス経済省と農務省が認めた国際有機認証機関。フランスに本部をおく世界最大規模の認証機関です。
  • デメター:ドイツで一番古い民間認証団体・バイオダイナミック農法。世界で最も基準が厳しいともいわれるオーガニック認証の1つです。
  • ヴァン・ナチュール:自然醸造ワインとしてフランス経済財政産業省による認定。

また、この辺りの詳しい説明は「ナチュラル・自然派ワインとは」でご紹介していますので、気になる方は覗いてみてくださいね。

それから、当店一押しのオーガニックワインは「パリサーエステート」のワイン。こちらはニュージーランドのワイナリーですが、環境配慮に非常に積極的でオーガニック認証の取得はもちろん、二酸化炭素の排出量に配慮した栽培までも行っています。もちろん味わいもピカイチ。

店長布川はここのソーヴィニヨンブランが大のお気に入りで、試飲会で2杯、3杯いただいてしまった記憶があります(もちろん、その後仕入れを決めました(笑))

オレンジワイン

最近のオーガニックワインブームの中、オレンジワインは「手作りの自然派ワイン」として注目を浴びています。オレンジワインといえば、ジョージア。所説ありますが、オレンジワインこそが、最古のワインだと言われています。その歴史は古く、新石器時代までさかのぼります。

オレンジワインは、白ブドウの果皮と種子を一緒に漬け込んで造ります。発酵が終わっても果皮とワインを接触させることで、オレンジ色の濃厚なワインに。そのため、ブドウは自然農法にとてもこだわっているという特長が。ブドウ本来の出来が、そのままワインの味に影響します。しかし日本酒のような旨みを感じるワインで、少し生臭さを感じる酒肴(このわた、塩辛など)にも合わせやすいのが特徴です。

当店でおすすめしているのは「フィールドレコーディングス」のオレンジワイン。オレンジワインらしい旨味が詰まった1本で、店長布川はこの1本でオレンジワインの魅力にどハマりしました。しょっぱいツマミに合わせるとこれまた最高でして、、、オレンジワインをまだ試したことがない方に是非是非お試しいただきたい1本です。

スーパーで家飲みワインを選ぶ場合のコツはある?

家飲みワイン

スーパーでワインを選ぶ場合のコツを4つご紹介しましょう。

1つ目は、「新世界のワイン」をターゲットにしてみること。ワインの歴史はまだ新しいものの、最新技術の取り入れにとても積極的です。その分良質な上、コストパフォーマンスが抜群。

例えば、チリ、オーストラリア、アメリカなどの国を選ぶのがお勧めです。

2つ目は、フランスなどのワインで有名な国を選ぶ時は、あえてボルドーやブルゴーニュなどの有名産地を外すのも手。例えば、ラングドック&ルーション。世界最大のワイン生産地として、年間約18億本ものワインを産出。リーズナブルでカジュアルワインを探してみましょう。

3つ目は、スーパーのプライベートブランドに注目してみること。スーパーが独自で輸入しているワインやワインメーカーと共同で造っているワインなど、コストパフォーマンスの高いものが多く、見逃せません。

4つ目は、スーパーの催事に合わせて提案されるワインを試してみること。お正月に始まり、バレンタイン、母の日、夏ワイン、敬老の日、ハロウィン、クリスマスなど、季節ごとに繰り出される様々なスーパーの売り場。そこには催事に合わせた新しいワインの提案もあるでしょう。こういった各スーパーで練り上げた催事ごとのワイン提案に乗ってみるのも手。普段は手に取らないタイプのワインにチャレンジしてみることで、自分好みのワインに出会えるチャンスが広がります。

スーパーでのおすすめワインに関しては「スーパーで買えるおすすめワイン10選」で具体的にご紹介していますので、是非覗いてみてくださいね。

まとめ

家飲みワイン

今回は「家飲みにおすすめ赤白ワイン、スーパーでの選び方のコツ」をお届けしました。今ではすっかり「家飲み」が、定番になっている方も多いのではないでしょうか。

家飲みの場合、気軽なスクリューキャップのワインを選ぶのも良い選択です。スクリューキャップは、「開けやすい」だけではなく、「コルクによる品質の劣化などの問題がない」「適度な通気性と密閉性に優れているため、フレッシュさを保ちながら熟成することが可能」といったメリットや、さらに「木を伐採しない」といった環境に優しい背景も。

飲みきれなくても、そのままキャップをしめて保存が出来るので、ついワインを飲みすぎてしまうことも減る可能性もあるでしょう。また思わずラベルに一目ぼれする「ジャケ買い」も、店頭でワイン選ぶ際の楽しみの1つです。ラベルには、造り手の想いやワインの個性を表したもの。自分の直観や気分を信じて「ワインのジャケ買い」してみるのもいいでしょう。想像以上の新たなワインの境地に巡り合えるかもしれません。

しおみゆきえ

日本ソムリエ協会認定ソムリエ。大手ワインメーカーに15年勤務していました。小学生の娘と女子会をするのが趣味。