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ノンアルは母乳に悪い?成分が母乳に移行する?徹底解説

mother drinking non-alcoholic drinks

 母乳育児をしているお母さんにとって、自分が食べているものの影響が母乳にでないか気になりますよね。 普通に食事をしているだけでも気になるものなのに、アルコールについてとなると気になるのは当然だと思います。

アルコールについては、母乳に影響が出るものですので飲まないのが一番です。

でも、我慢ばかりしていては、可愛い赤ちゃんの前でも疲れてしまうのではないでしょうか? 普段頑張っている自分へのご褒美をあげることは、悪いことではありません。

ですが授乳をしている以上、普段より気をつけなくてはいけないのも事実。

私の場合、3人の子育てをしましたが3人とも3歳までおっぱいにぶら下がっていた甘えん坊でしたので、母乳の事を考えずにお酒を飲めるようになるまでかなりの期間がかかりました。

さらに今のようにノンアルの種類がありませんでしたので我慢するしかない状態でした。 そんな授乳期間を過ごしてきたため今、頑張って赤ちゃんのお世話をしているお母さんには、便利なものをどんどん利用して無理せず楽しく子育てをしていただきたいと思っています。

ということで今回は、毎日がんばっているお母さんが上手に気分転換ができるように 

  • 授乳期・母乳育児中にノンアルを飲んでも大丈夫?
  • 母乳育児中のお母さんがノンアルを飲む際に気をつけたいこと

をまとめていこうと思います。

授乳期・母乳育児をしていてもノンアルを飲んで大丈夫?

まずこちらでは、ノンアルについて知っていただきたいことをまとめました。 ノンアルのことを詳しく知っていただくことで、少しでも不安が払拭されれば幸いです。  

そもそもノンアルには何が入ってるの?

ノンアルは、お酒が飲めなくてもお酒の味わいたい時に飲めるようにお酒の味に近づけてつくられているため基本的に普通のお酒と同じ原料にこだわって製造しているものが多いです。

こう聞くと、それでは普通にお酒を飲むのと変わらないのではないだろうか?と心配になってしまうお母さんもいるかもしれませんので、ノンアルのワインを例にしてご説明します。

ノンアルのワインの場合、普通のワイン同様「葡萄」を使用してつくられています。 このようにいうと葡萄ジュースと変わらないように思われるかもしれませんが、葡萄ジュースと大きく違うのは、少しでも本来のワインの味に近づけるために様々な工夫がされていることです。

「葡萄」の糖分を減らし発酵を途中で止めたりすることでアルコールを発生させないように工夫したり、通常の方法でつくったワインからアルコールを取り除くなどして製造するため、ノンアルでありながら本来のワインの風味を残したお酒に近い味わいになります。  

ノンアルの成分は母乳に移行する?

ノンアルの成分が移行するというよりももともと母乳は 母親の血液からできていますので血液に関係する成分は移行します。

しかし中には、少量のアルコールが含まれているノンアルもありますので、こちらも場合はわずかではありますが飲酒した時のような影響がでます。

飲酒の影響については飲んだ量や個人差が大きい部分ではありますが、仮にアルコールが含まれたノンアルを飲んだとしても、アルコールが抜けるまで授乳を控えたり、アルコールが残っている間の母乳を搾乳して処分するなどすることで赤ちゃんへの影響を抑える事は可能です。  

ノンアルの味が母乳に出てしまうことはある?

お母さんが食べる食べ物によって母乳の味が変わらないように、ノンアルを飲むことで母乳の味が変わることはありません

しかし先ほどお話したとおり、ノンアルといっても全てのノンアルが全くアルコール分が含まれていないという訳ではありません。

飲酒した場合、飲酒してから30分から1時間くらいで母乳に含まれるアルコールの匂いがピークになるというお話もありますのでアルコールが入ったノンアルを飲んだ場合は、母乳の味といいますか匂いに変化が出る可能性もあります。

この辺りの詳細は「ノンアルでアルコールが入っていることがある!ノンアルの注意点」で詳しくご紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

母乳育児中のお母さんがノンアルを飲む際に気をつけたいこと

ノンアルならどれでも気にせず飲んでも大丈夫というわけではありません。

ノンアルを飲む場合の注意点をまとめました。

注意点①ノンアルは完全にノンアルではないこともあるので要注意!

ノンアルといってもアルコールが入ったものがあるということは、先ほどもお話ししましたが、どうしてノンアルなのにアルコールが入ったものがあるのかと疑問に思われたのではないでしょうか?

こちらの理由としては「酒税法」が関係しています。 「酒税法」において「酒類」は、アルコール分1%以上の飲み物であることという定義があるので、アルコール分1%未満の飲み物は全て「ノンアルコール」に含まれます。

つまりアルコール分0.9%でも「ノンアルコール」になるわけです。 そのため「ノンアルコール」だと思って飲んだのにアルコールを飲んでしまうことがあるのです。

※アルコール分が残っているノンアルは、通常の方法でつくったお酒からアルコール分を取り除くなどして製造した「脱アルコール製法」と言われる方法で製造されたものです。 このようなアルコールを含むノンアルと全くアルコールを含まないノンアルを見分ける方法は、アルコール分の記載を参考にされるとわかります。 アルコール分0%と記載があるものは、はじめからアルコールを入れずに製造してるものですので授乳中のお母さんにはこちらを選ぶ方が安心です。

ただし成分表示は四捨五入してもいいそうで、アルコール度数が0.05%以下の場合は「0.0%」と表示されていますので厳密にいえば「アルコール分0.00%」と記載があるもののほうが安心です。

注意点②0.00%の表示があるノンアルを飲んだのに酔ってしまうこも

アルコール分0%のノンアルであっても気をつけていただきたいことがあります。

それは、0%のノンアルであってもお酒を飲んだ時のようなお酒に酔った気分になることや、お酒を飲んだ時のような高揚感がある場合があることです。

これは「空酔い」といわれるもので脳の錯覚により、本物の味に近いノンアルを飲んだことで以前アルコールを飲んだ時の記憶が創起されて酔に似た感覚になることです。

あくまでも脳の錯覚ですので0%の記載があるノンアルを飲んだのであれば、アルコールの影響はありませんが、酔っていると勘違いしてる状態ですので赤ちゃんのお世話の際は、いつも以上に気をつけてください。

まとめ

授乳中でもノンアルを飲むことはできます。

表示の確認は忘れずに 授乳期間中は、アルコールを避けた方がいいですが、お酒を我慢することがストレスになり育児が苦痛になるのならノンアルを利用して気分転換する方がいいと思います。

しかし、ノンアルであってもアルコールを含むものもありますので0%の記載があるか確認することを忘れないでくださいね。 母乳への影響を考えると0.00%と記載されたノンアルを選ぶことをおすすめしますが、正直な話0%の記載がないノンアルの方が本物の味に近いです。

あくまでも私の場合ですが、赤ちゃんが小さい頃は0%の記載があるものに限定し、赤ちゃんがある程度大きくなって授乳の時間が空くようになってから0%の記載がないものも楽しんでいました。

お料理やお菓子などにもアルコールが含まれているものがありますので、0%の記載がないノンアルのアルコール分について神経質にならなくてもいいような気もしましたが、念のためわずかでもアルコールが含まれているものを飲んだ時は、授乳を控えたり搾乳などしていました。

注意点をしっかり理解したうえできちんと守り、ポイントを抑えて飲めば授乳中であっても0%の記載がないノンアルも飲めないわけではありません。 ノンアルの表示の内容を理解したうえで状況に応じて上手に気分転換に利用していただきたいです。

Nagare〆

週末以外はノンアルワイン、週末はフランス産の安旨ワインを飲むことが多いです。 3人の子供がいますが、子どもの年齢が離れているので若いママ・適齢期?ママ・高齢ママ(現在進行中)を経験しています。 ※上の2人の子供は成人していて、うち1人は結婚もしています。(孫を見る日も近い?)