授乳中だけどお酒飲みたすぎ。そんな方に是非知ってほしいこと。
こんにちは。+wine店長の布川です。
さて、今日は「授乳中だけどお酒飲みたすぎ」問題について書いていこうと思います。
私は現在第二子を妊娠中なので、絶賛禁酒中ですが、第一子出産後、授乳していた時に「もう我慢できん。そろそろビールの1杯くらい風呂上がりに飲みたい!」と気持ちが爆発した時があります(笑)
お酒を飲めない期間は妊娠期間を含めるとそれはそれは長く…お酒好きのママにとっては本当に辛いですよね。
そんな方に1つ知って欲しいことがあります!
実は、授乳期であってもお酒が完全に飲めないということではありません。
もちろん、飲まないに越したことはありませんが、どうしてもどうしても飲みたい時は、きちんと赤ちゃんに影響がないように飲む方法がありますので、そちらの方法で飲むようにしましょう。
(注)+wineでは授乳期の飲酒を推奨しているわけでは決してございません。
結論:授乳期にお酒を飲む場合は、飲む量と授乳までの時間を気をつけるべし!
授乳期のママがお酒を飲む場合は
- 飲むアルコールの量
- 次の授乳までの時間
この2つに注意する必要があります。
言い換えると、この2つさえ気をつければ、授乳期であってもお酒を飲むことは不可能ではありません。
アルコールが分解されるまで授乳を控えればOK

アルコールは一度摂取されても時間がたてば分解され、母乳にも影響ありませんから、要はアルコールが分解されるまで次の授乳を控えることができればOKです。
アルコールが分解されるまでの時間ですが、一般的には女性は男性より時間がかかると言われており、1単位のアルコール(20gの純アルコール量)を分解するのに5時間かかると言われています。
ただ、これには個人差があり、もっと早い人もいれば遅い人もいますので、皆さんが一律に5時間と断言できないのが現状です。
とはいえ目安時間がないと困るので、+wineではこの5時間という数字を参考にアルコール分解までの時間の計算方法をご紹介していますが、ご自身で「自分はアルコールの代謝が早い方なのか遅い方なのか」を少し考えながら読み進めてくださいね。
飲むお酒に含まれる純アルコール量を計算して、割り算すればOK!
さて、実際の計算方法ですが、まずは飲む予定のお酒に含まれる純アルコール量を計算するところから初めましょう。
計算方法は以下の通りです。
飲む量ml×アルコール度数(少数点で)×0.8
例えば、アルコール度数11%のワインを1杯(125ml)飲む場合、125ml×0.11×0.8となり、答えは11gとなります。つまり、この1杯のワインには11gの純アルコール量が含まれているということなるのです。
含まれる純アルコール量がわかったら、今度はその量を分解するのにかかる時間を計算します。20gあたり5時間なので、5時間÷20g×11gとなり、答えは2.75時間となるわけです。
つまり、11%のワインを1杯飲んだら、最低でも2.75時間(2時間45分)は次の授乳まで間隔を空けなければならないということですね。
ミルクを挟むことができればなおよし!
ちなみに、ミルクも問題なく飲める赤ちゃんであれば、飲酒の次の授乳はミルクにするというのも賢いです。
そうすれば、次の授乳まで間隔がよりあきますし、アルコールが母乳に残らないか不安な方はそのタイミングで搾乳してその母乳は破棄するという手もあります(もったいないですが)。
不安な場合は、ミルクチェックするべき!
「それでも不安」という方には計算に加えてミルクチェックをする方法をおすすめします!
ミルクチェックとは、専用の検査紙を使って母乳内にアルコールが含まれていないかを確認する方法です。
手軽にできるのでとてもお勧めなのですが、1つネックなのが専用の検査紙があまり安くないことです(1回あたり250円くらい)。
ただ、冒頭で書いたようにアルコールの分解速度には個人差がありますし、その日の体調や食事量によっても変化してきますので、チェックするとより安心なことには間違いありません。安心を買うと思って使ってみるのも良いと思います。
利用方法の詳細や購入方法は「ミルクチェックについて」という記事でご紹介していますので、ぜひ覗いてみてくさい。
突然のリスクには備えられないことを念頭において、どうしても飲みたい時だけにするのがベター
最後に1つだけ。
ご紹介してきたように、正しく計算したりミルクチェックをすることによって授乳期のママでもお酒が飲めないわけではありませんが、飲酒をしてしまうと突然の「おっぱいじゃないとダメ」事態に対応できないことは念頭に置いておきましょう。
突然熱を出したり、なぜかミルクを嫌がったりしておっぱいがどうしても必要になった時、お酒を飲んでしまっているとポイっと差し出すことができません。
子育ては予定通りに行かないことが普通ですから、リスクは常に念頭においておいてくださいね。
おまけ:+wineでは、商品のアルコール度数と分解までの時間を明記!
さて、ここまでご紹介してきたように、アルコール量と分解までの時間を計算することで、授乳中でもお酒を飲むことは可能です。
ただ、この計算結構めんどくさいですよね(笑)少なくとも2回は電卓を叩かなきゃいけないし、そもそも電卓を出すのがめんどくさい…(笑)
そんな方のために、+wineでは全商品ページに1杯あたりの分解までの時間を記載しています(5時間20gという平均値を参考に割り出している数字です)。
+wineでお酒をご購入の際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。