妊娠したら病院はいつ行くべき?計算方法を分かりやすくご紹介!
「妊娠検査薬で陽性が出た!」 「生理が遅れている…」
そんな時まず疑問に思うのが「いつ病院に行けばいいの?」ということではないでしょうか。
妊娠が判明したら喜びだけではなく不安な気持ちもあるかと思います。私も自分の中でもう1つの命を育むことへの不安がとても大きかったです。そして一気に責任が重くなった気がして、たくさんネットで検索しました。
今回は私の実体験もふまえて
- 妊娠週数の計算方法
- 産婦人科初診の時期や準備
- 妊娠に気付いたら気を付けること
などをわかりやすくまとめました。
特に初めての妊娠だといろいろ疑問や不安があるかと思うので、ぜひこちらを参考にして落ち着いて受診を行ってくださいね。
妊娠週数の計算方法
妊娠週数は最後に生理が始まった日を0週0日としてカウントします。
ちょっと不思議かもしれませんが、実際は排卵も妊娠もしていない時期から数え始める決まりになっているのです。
例えば生理周期が28日の場合、
- 排卵日が妊娠2週0日
- 生理予定日が4週0日
- 生理予定日を1週間過ぎると5週0日
となります。
ちなみに出産予定日は40週0日です。ただ生理周期や排卵日に個人差があるため、実際の予定日は妊娠8週ごろにエコーで赤ちゃんの大きさを測って決められることが多いです。
結論:妊娠が分かったら6週くらいまでには産婦人科を受診しよう
産婦人科を受診する目安は妊娠6週ごろです。
最近は妊娠検査薬の精度もかなり上がっており、薬剤師さんのいる薬局では生理予定日当日から使える検査薬も販売されています。早ければ妊娠4週ころには自分で検査薬を使って確認できてしまうのです。 陽性を確認したらソワソワして1日も早く受診したいかと思いますが、最後の生理が始まった日から6週間後をめどに受診をしましょう。
どの産婦人科に行ってもいいの?予約は必要?
妊娠初期の診察は出産を行う設備のない(入院のできない)婦人科でも可能です。予約が必要かどうかは医療機関ごとに異なりますので、ホームページや問い合わせで確認しましょう。
総合病院の産婦人科の場合、紹介状がないと受診を断られたり数千円の初診料がかかったりする場合もあります。私は最初に近くの婦人科を受診し、少し週数が進んでから紹介状を書いてもらって出産ができる総合病院で妊婦検診を受け始めました。
まずは受診を考えている病院について確認してみましょう。
- 通いやすさ(距離、アクセス)
- 診察時間、曜日
- 予約が必要か
- 紹介状がなくても受診できるのか(総合病院の場合)
などは最低限チェックすることをおすすめします。
都会で人気の産院の中には早めに分娩予約をしなければいけない施設もあるようです。 妊娠週数が浅くてまだ受診しない場合でも、産婦人科のリサーチは早めに行ってくださいね。
当日持ち物はある?どんな検査が行われるの?
初めて妊娠を診察してもらうときは下記の物を忘れずに持っていきましょう。
- 現金(1万円以上)
- 保険証
- 診察カード(あれば)
- ナプキン
- 筆記用具・メモ紙
- お薬手帳(服薬している場合)
- 基礎体温表(あれば)
妊婦検診は保険が適応されず全額自己負担のため、思っているよりお金がかかります。また、現金払いのみの医療機関もありますのでお金は多めに持っていきましょう。
ナプキンは検査で少量の出血をした場合や、使用したジェルや消毒液で下着が汚れてしまうのに備えて一応持っていくと安心です。
検査や診察の内容は病院によっても異なりますが、
- 尿検査
- 内診
- エコー検査
- 血液検査
などが行われます。
尿検査をすでに自分で行った場合は、申告すれば行わない医療機関もあります。
受診時におすすめの服装は?
診察は下着を脱ぎ膣にエコーの機械を入れて行われるため、ゆったりとしたトップスとスカートの組み合わせをおすすめします。 ズボンだと下半身をさらけ出して内診台に乗らないといけませんが、スカートならば診察時にまくればOKの病院が多いです。
また、脱ぎ着を考えるとストッキングやタイツは面倒ですので避けるのをおすすめします。 靴下は履いたままで大丈夫です。
早く行きすぎるとダメ?逆に受診が遅すぎると?
早く妊娠していることを確認したいところではありますが、早すぎると赤ちゃんが小さすぎて確認できません。その結果、余分に受診しなくてはいけなくなり時間も診察代もかかってしまいます。
逆に遅すぎると子宮外妊娠などの異常妊娠に気付くのが遅れ、大出血により命を落とすリスクもあります。 最初の受診は妊娠5週の後半から遅くとも7週の初めころまでに行いましょう。
初めて産婦人科に行くけど心構えはある?
妊娠を機に初めて産婦人科を受診する方もいるのではないでしょうか。 実は私もそうで、初めて内診台に乗ったときは驚きました。
もちろん医療機関の設備によって異なるのですが、
- 下着を脱いで内診台に上がる(すでに恥ずかしい)
- 自動で内診台が上昇
- 自動で足が開き、上半身はやや倒れて診察しやすい姿勢になる
という流れがなかなか衝撃的でした。
しかし羞恥心に配慮してお腹のあたりからカーテンで仕切られていることが多く、診察もそれほど時間はかかりません。
最初は不安かもしれませんが安心してくださいね。 相手は毎日何十人と診察しているプロです。もし不安がある場合は事前に看護師さんに相談しましょう。
妊娠が分かってから産婦人科を受診するまでに気をつけたいことは?
産婦人科を受診するまでは1日1日がとても長く、赤ちゃんが本当にいるのか・育っているのか…などいろいろ考えてしまう期待と不安の混じった毎日ですよね。
そんな日々に気を付けてほしいことを3つ説明します。
①出血や激しい痛みがあったらすぐに受診する
激しい痛みは子宮外妊娠のおそれもあります。 大出血につながり命の危険もあるため、早期に受診しましょう。 出血は少量ならば問題がないこともありますが、まずは医師に相談しましょう。
そのほかの身体の不調で病院に行くときでも妊娠の可能性を必ず伝えてくださ
②お酒とたばこは辞める
わかっていても、妊娠したからとお酒やたばこをいきなり辞めるのは本当につらいですよね。 しかし妊娠中のアルコール摂取は流産や死産、赤ちゃんの奇形や障害につながるリスクがあります。
たばこは赤ちゃんを大きくなりにくくし、流産や早産のリスクが高くなります。 赤ちゃんを守るため、今だけはぐっと我慢してください。もしパートナーが目の前でお酒やたばこを楽しんでいて辛い場合は一緒に禁酒・禁煙をしてもらうのをおすすめします。
③内服している薬があれば主治医に相談する
継続して内服している薬があれば、妊娠しても飲み続けていいのか主治医に相談しましょう。赤ちゃんに影響を及ぼしてしまう薬もあるためです。
また、身体の調子が悪いからと容易に市販薬を飲むのではなく説明書を確認したり、医師や薬剤師に妊娠中であることを伝えて相談したりしましょう。
まとめ
妊娠週数は最後の生理開始日を0週0日とカウントして、産婦人科の受診は妊娠6週ごろを目安に行いましょう!
産婦人科を受診するときは服装や持ち物、心構えなどぜひこちらを参考にしてくださいね。 とくに初めての妊娠ではわからないことや不安なことが多くあると思います。お酒やたばこをやめなければいけないストレスもあるかもしれません。無理せず周囲の人に頼ったり話をしたりしましょう。
ちなみに私が妊娠初期にやって良かったことはSNSでプレママアカウントを作り、同じくらいの週数の妊婦さんたちと繋がったことです!同じ境遇なので情報共有や共感ができて救われることがとても多いですし、私は4年以上たった現在でも交流が続いています。リアルの知り合いにはなかなか話せないことも、打ち明けられて相談できる繋がりができますよ。
それでは、健やかな妊婦ライフを送れることを陰ながら応援しています!