母乳に良い食事って?逆にNGな食材は?疑問を一気に解決。
こんにちは。+wineの店長の布川です。
今回は、母乳と食事についてまとめていこうと思います。
母乳育児を進めるお母さんにとって「母乳はしっかりでてるのか」「きちんと我が子に栄養がいってるのか」はとても気になりますよね。私も第一子を完母で育てていた時は、母乳が毎日足りているか不安でしまいには赤ちゃん用の体重計を買って授乳前と授乳後の体重を測って母乳量の測定をしていました(笑)
ということで、今回はそんな我が子を想うお母さんのお役に少しでも立てばと
- 母乳に良いとされる食事
- 母乳にNGとされる食事
をまとめていこうと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
母乳に良い食事はいわゆる健康的な食事!
母乳に良いとされる食事ですが、わかりやすく言うと「いわゆる健康的な食事」です。その中でも特に積極的に摂取したいものは
- 鉄分(ひじき、レバー、ほうれん草など)
- カルシウム(魚、牛乳など)
- 葉酸(ブロッコリー、モロヘイヤなど)
となります。
一昔前は、質素な食事が良いとされていましたが、現代ではそういったこともなく、普通にバランスよく食べるのが良いとされています。後述しますが、脂質が多いものや脂っこいものは乳腺を詰まらせてしまう可能性があるのであまりお勧めしません。
また、授乳中は「やたらお腹が空く」というお母さんが多いかと思います。それもそのはず、授乳中のお母さんは1日2時間強のランニングに相当するエネルギーを消費していると言われています。
まとめて食べると胃腸にも負担がかかりますので、できればこまめにちょこちょこ食べをしてみてくださいね。この辺りは「授乳中の食事は回数が多くてOK!栄養満点かつ太らない食材をご紹介。」でご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。
母乳量を増やしたい場合はもち米がGOOD!水分補給等も大切
母乳量を積極的に増やしたい、と言う方には
- 母乳の栄養源となる炭水化物(もち米がおすすめ)
- 分泌を促す根菜系(蓮根、にんじんなど)
- 良質な母乳を作る海藻や魚
を積極的にとるのがお勧めです。
また、水分補給もとっても大切。体が冷えるとよくないので、なるべく温かい飲み物を飲むようにしましょう。
私も一時期母乳に良いとされるハーブティーを飲んでいました。効果は正直わかりませんが、それでも積極的に温かいものを飲む機会にはなったのでそういう意味ではよかったかなと思います。
NGなのはお酒やタバコ、控えなきゃいけないのは脂っこい食べ物
一方で、母乳にはよくないとされる食べ物もあります。
まず絶対避けたいのは
- お酒
- タバコ
の2つです。お酒は授乳間隔が十分にとれる場合、飲めなくはないですが、飲まないのが無難です。カフェインも摂りすぎはよくないので、1日1〜2杯程度にしましょう。
NGという訳ではないけれども、控えなくてはいけないのは
- 脂質が多い食べ物(生クリームやチーズなど)
- 脂っこい食べ物(揚げ物、ファストフードなど)
の2つです。母乳は血液からできているため、脂質が多い食べ物や脂っこい食べ物を食べすぎることによって血液がドロドロになり、乳腺も詰まりやすくなってしまいます。
乳腺が詰まると、乳腺炎になる危険があり…乳腺炎はかなり痛いです。私もなりかけたことがありますが、寝れないほど痛かったので、絶対ならないほうがいいです。
加えて、夏野菜など体を冷やす野菜もあげられますが、こちらはあまり神経質にならなくても良いかと思います。そちらより温かい飲み物で体を積極的に温めるようにしましょう。
食べ物と母乳の味は関係なし
ちなみに、ここも意外と気になっているお母さんが多いかと思いますが、お母さんが食べる食べ物によって母乳の味は変わりません。
辛いものを食べたからといって辛い母乳が出るわけではありませんので、ご安心くださいね。
詳細は「母乳の味は食べ物で変わるって本当?実際どこまで気をつけるべきなの?」でご紹介しています。
まとめ:母乳にはバランス良い健康的な食事がGOOD。脂っこい食べ物は避けるべき
さて、ここまで長々とご紹介してきましたが、要点をまとめると
- 母乳には健康的なバランスの良い食事がGOOD
- 鉄分や葉酸、カルシウムは積極的にとるべき
- 水分補給も積極的に
- 脂質が多い食べ物や脂っこい食べ物はおっぱいを詰まらせるので気をつけるべき
- 食べ物と母乳の味は関係なし
となります。
母乳のことを考えると色々と不安になることは多いかと思いますが、健康的にバランスよく食事をしていることが母乳にとっても最善ですので、あまり神経質にならず3食しっかりと食べるようにしてくださいね。
乳腺炎だけは結構辛いので、そこだけは気をつけるようにしましょう。