母乳卒乳はいつ?スムーズにいく方法とお子さんのケアの方法まとめ。
こんにちは。+wine店長の布川です。
今回は「卒乳」についてまとめたいと思います。
卒乳はあくまでお子さん主体で進める方法ですので、断乳に比べてそもそもお子さんの負担は小さいですが、それでも「なるべくスムーズに進めたい」と思っている親御さんは多いですよね。
なるべく丁寧にステップごとにごしょうかいしていますので、少しでも参考になれば幸いです。
前提:卒乳に決まった時期はない!お子さんのタイミングでOK!
まず前提になりますが、卒乳には決まった時期はありませんので、お子さんとお母さんのタイミングで進めるのでOKです。
一応目安として2019年の「授乳・離乳の支援ガイド」のデータをご紹介すると、生後6ヶ月で卒乳・断乳を意識し始めるお母さんが約半数、生後13〜15ヶ月で卒乳・断乳を完了させる方が33.3%と最多となっています。
卒乳をなるべくスムーズに行うためのステップ
では早速実際に卒乳を行う際のステップを見ていきましょう。
- 卒乳をする日を決める
- その日が「おっぱいバイバイの日」であることをお子さんにも伝える
- その日に向けて徐々に授乳を減らす
- 卒乳当日は外出するなどして気を紛らす
上記4ステップを踏むとスムーズに行くことが多いようです。
①卒乳する日を決める
これはお母さんが決めてしまって問題ありません。ただ、あまり直近だとお子さんの負担が大きいので、1ヶ月くらいはゆとりを持つようにしましょう。1ヶ月もかけるのか…と思うかもしれませんが、卒乳は「徐々に」が鉄則ですので、ここを丁寧にやると後々楽です。
この日と決めたらカレンダーに印をつけるなどして、お子さんにも分かりやすいようにすると良いです。
②卒乳する日をお子さんにも伝える
日にちを決めたら、それをお子さんにも伝えましょう。「この日でおっぱいはバイバイだよ」と言うことで、お子さんもある程度心構えができますし、お母さんの覚悟にも繋がります(卒乳は中々大変なこともありますから(笑))。
③その日に向けて徐々に授乳回数を減らす
続いては、卒乳の日に向けて徐々に授乳回数を減らしていきます。
- ご飯の後の授乳を白湯や牛乳に変えてみる
- お昼寝前の授乳はトントンにしてみる
など工夫して、まずは日中の授乳回数から減らすのがベターです。外出していると気が紛れておっぱいのことを考えない子も多いのですので、時間帯をみて少し散歩に行ってみるのも手です。
卒乳の最難関は夜寝る前の授乳を辞めることですので、この期間に授乳に変わる「寝かしつけの儀式」を作ることをお勧めします。
④いよいよ卒乳当日!当日は出かけるのがおすすめ。
いよいよ卒乳当日。
その日までにもうかなり卒乳が進んでいて、お子さんがおっぱいを欲しがることがなければ完璧ですし、まだ少し欲しがることがある場合はおっぱいに顔を書いて「バイバイだよ」と教えてあげるのがおすすめです。
おっぱいの代わりにぎゅーっとお子さんを抱きしめて愛情表現をしてあげると、おっぱいによって得ていた安心感を得ることができます。
その日は泣いて欲しがるかもしれませんが、ここはぐっと我慢。
ここで「今日だけ」と授乳してしまうと卒乳がどんどん遠のきますし、お子さんの負担も大きくなってしまいます。「もうバイバイしたでしょう」と優しく抱きしめて落ち着くのを待ってみてあげてください。代わりに温かい飲み物を与えるのもおすすめです。
また、「もう今日からおっぱいがないんだ」とお子さんが意識しすぎないためにも余裕があれば当日は外出して、たくさん体力を使うことをお勧めします。
卒乳後のお子さんのケア
ゆっくりと時間をかけて無事に卒乳ができたら、お子さんによってはもうその後のケアはほとんど要らないかもしれません。
ただ、体調が悪くなったり少し機嫌が悪くなったりした時にまたおっぱいを欲しがってしまうというケースも多々ありますので、上手に卒乳できていたとしてもその後のケアもしっかり行ってあげましょう。
具体的には
- スキンシップを大切にする
これに尽きます。
おっぱいは体の成長というより、心の安定につながっているお子さんが多いです。そんな安心材料であるおっぱいが無くなり不安になるのは当たり前。
元気な時・機嫌がいいうちからおっぱいに変わる安心材料を作ることを心がけてあげてください。ぎゅーっとハグをしたり、抱っこをしてあげるのがおすすめです。
まとめ
長くなりましたが、今回はなるべくスムーズに卒乳を行うためのステップをご紹介してきました。
卒乳は「徐々に」が鉄則です。
少々めんどくさい部分はありますが、お子さんの負担だけでなくお母さんのストレスを最小限に抑えるためにも、焦らず時間をかけてやってみてくださいね。
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長い間、大切な我が子のために1人食事に配慮してきたお母さん。
卒乳はそんなお母さんの負担がほんのちょっぴり減る日でもあります。
ちょっぴりお美味しいご飯を用意して、ちょっぴり美味しい飲み物を用意して…。これまで1人静かに頑張ってきた自分を少し労りませんか。
子育ての目まぐるしい毎日に、ふっと力を抜いて「私頑張った」と思える瞬間が一瞬でもあれば、明日の笑顔につながるはずです。