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    【母乳育児の方必見】授乳中食べちゃダメなものと気をつけるべきリスト。

    こんにちは。+wine店長の布川です。

    今回は「授乳期にNGな食べ物と気をつけるべきリスト」をご紹介していきたいと思います。

    出産という一大イベントを終え、ようやく身軽になったと思ったら、次に待っているのは24時間のエンドレス授乳ですよね…(笑)私にも子供がいますが、出産して体はボロボロなのに、さらに我が子に栄養を供給し続けるなんて、本当に母は強しだなとつくづく思います。

    そんな授乳期のお母さんの少しでも役に立てばと、出来るだけわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

     授乳期のお母さんが食べちゃいけない・気をつけるべきとされる食べ物

    早速みていきたいと思いますが、まず食べちゃいけない、もしくは気をつけるべきとされる食べ物には2つのカテゴリーがあります。

    1つ目は赤ちゃんに影響がある食べ物です。こちらは厳禁なものと量に注意すれば大丈夫っちゃ大丈夫だけど、できれば摂取しない方が良いというカテゴリーの食べ物です。

    2つ目はお母さん自身に影響がある可能性がある食べ物です。こちらはどちらかといえば、量に注意してほどほどにする必要があります。

    ①赤ちゃんに影響がある食べ物→控える必要あり

    まず、1つの「赤ちゃんに影響がある食べ物」ですが、具体的には

    1. たばこ
    2. お酒
    3. カフェイン

    の3つがあげられます。

    まず、タバコですが摂取するとニコチンが母乳から検出されます。

    ニコチンが含まれる母乳を赤ちゃんが飲むと、嘔吐・下痢・腹痛の他に急性ニコチン中毒になってしまう可能性がありますので、喫煙は控えましょう。また、喫煙は母乳そのものの量にも影響を及ぼすと言われています。

    副流煙も赤ちゃん、お母さんともにNG。家族が喫煙する場合は、外でするようにしてくださいね。

    続いてお酒ですが、こちらも摂取すると母乳からアルコールが検出されます。

    赤ちゃんがは肝機能がまだ未熟ですので、アルコール入りの母乳を飲むと体調不良を起こすほか、最悪の場合急性アルコール中毒になってしまう可能性もあります。

    ただ、アルコールは時間と共に分解されますので、「どうしても飲みたい」という方や「特別な場で少しだけ飲みたい」という方は、必ずしっかりと授乳間隔を空けるようにしてくださいね。一般的にはワイン2杯ほど飲んだ場合、そのアルコールを分解するのに5時間はかかると言われています。

    この辺りの詳細は「授乳中に飲めるお酒があるって本当?授乳とお酒問題を解説。」で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

     最後にカフェインですが、こちらも母乳に出てしまうので、カフェイン入りの母乳を飲んだ赤ちゃんは情緒不安定になったり寝つきが悪くなったりする傾向にあると言われています。飲むのであれば、できれば授乳のタイミングは避けて、1日1〜2杯程度にとどめるようにしましょう。

    ②おっぱいが詰まる恐れがある食べ物→ほどほどに

    続いては、赤ちゃんには影響はないものの、お母さんのおっぱいを詰まらせる可能性がある食べ物のご紹介です。

    おっぱいが詰まるとどうなるかというと乳腺炎になります。私もなりかけたことがありますが、なりかけの段階でかなり痛いです…。私正直、出産は痛いけど我慢できるかなと思っていますが、乳腺炎だけには絶対なりたくないです(笑)まじで乳腺炎は甘く見ない方がいいです…。

    では、具体的にはどんな食べ物かと言うと

    1. 脂肪分の多い食べ物(バターやチーズ、生クリームなど)
    2. 脂っこい食べ物(ジャンクフードや揚げ物)
    3. もち米系(おこわや赤飯など)

    の3つが挙げられます。

    まずは、脂肪分の多い食べ物ですね。妊娠中チーズが食べられなかったこともあって「やっと食べられるようなったチーズをたくさん食べたい!」とお考えのお母さんも多いかと思いますが、ほどほどにしておきましょう。

    また、出産のお祝いで何かとケーキを食べる機会もあるかと思いますが、こちらもほどほどにするのがベターです。

    続いて、脂っこい食べ物ですね。唐揚げやフライドポテト、ピザなど脂っこい食べ物はほどほどにしましょう。母乳は血液からできているので、脂っこい食べ物を食べすぎると血液がドロドロになってしまい、結果母乳もどろどろで詰まりやすくなってしまいます。

    最後にもち米系です。これは意外かもしれませんが、もち米は母乳の分泌をよくする働きがあるため、既に母乳がたくさん出ているお母さんが食べすぎると、母乳が出過ぎて詰まる恐れがあります。

    お祝いでお赤飯などを食べる機会もあるかと思いますが、母乳の分泌が良いお母さんは少し気をつけてみてくださいね。

    食事と母乳の味って関係あるの?

    これは意外と気になっているお母さんが多いのではないかと思うのですが、食べ物と母乳の味の関係性です。

    結論から言うと、神経質になる必要があるほど、食べ物と母乳の味は関係ありません。

    甘いものを食べすぎたからといって、母乳がより甘くなるわけではありませんし、辛いものを食べたからといって母乳が辛くなるわけではありません。

    ただ、これは科学的に根拠があるわけではありませんが、カレーなどの香辛料が多く使われている食事をした後、赤ちゃんの飲みっぷりが悪くなったという経験をお持ちのお母さんはちらほらいるようです。

    真相は赤ちゃんにしか分かりませんが「美味しい母乳を出さなきゃ」と神経質になりすぎる必要はありませんので、ご安心くださいね。

    結論:結局健康的な食生活がGOOD

    さて、ここまで長々とみてきましたが、まぁ要は「健康的な食生活が母乳育児にもGOOD」ということです(笑)

    ただ、産後のボロボロの体で健康な食事を毎食作り、食べるなんて無理な話ですので、意識はしつつも神経質になりすぎないことが大切です(もちろんタバコやアルコールはより注意が必要ですが)。

    今は自分の体を労ることを忘れずに、ほどほどに頑張ることを忘れないでくださいね。

    おまけ:+wineで出産をお祝いしませんか。

    最後におまけです。

    長い妊娠生活を終え、出産という一大イベントを終えたお母さん。

    今は授乳とおむつ替えに追われる毎日で、お祝いなんて考えられないかもしれませんが、色々と少し落ち着いたタイミングで、ぜひ改めて出産をお祝いしませんか。赤ちゃんのお祝いではなく、お母さんの慰労会です。

    +wineでは、母乳育児を頑張るお母さんでも飲めるノンアルコール飲料も豊富に扱っています。ぜひ10ヶ月という長い妊婦生活そして出産を耐え抜いた自分を少し労ってくださいね。

     

    布川玲愛

    +wine店長。日本ソムリエ協会認定のJ.S.A.ワインエキスパート。ワインエキスパート勉強中に第一子を妊娠したことをきっかけに、+wineをオープン。学生時代の大半をニュージーランドで過ごした経験から、ニュージーランドワインが大好き。現在1歳になる長男と0歳の長女の子育てに奮闘中。