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赤ちゃん1歳までのイベントスケジュール。効率よく準備するには?

赤ちゃん1歳までのイベント

赤ちゃんが産まれてから1歳までのイベントは盛りだくさん!日に日に成長していくカワイイ我が子の節目のイベントはキチンとお祝いしたいところ。

ただ、出産後は慣れない育児で目まぐるしい毎日のため、イベントの準備は効率よく進めたいですよね。 そこで、本記事では赤ちゃんの1歳までのイベントスケジュールを時系列で紹介します。

イベントに欠かせない写真撮影や洋服の準備のコツ、祖父母を呼ぶ場合の配慮点も解説します。ぜひ、最後まで読んで赤ちゃんとのステキな思い出を作ってくださいね。

  • 【時系列で紹介】赤ちゃんが産まれてから1歳まではイベントが盛りだくさん
  • イベントごとの写真はスタジオで撮るべき?
  • 何かとお金がかかる衣装やお洋服を無駄なく使うコツ
  • イベントに祖父母を呼ぶ場合に配慮したいこと
  • まとめ

【時系列で紹介】赤ちゃんが産まれてから1歳まではイベントが盛りだくさん

赤ちゃん1歳までのイベント

日本には伝統的な赤ちゃんの成長をお祝いする行事が豊富にあり、1歳までの主なイベントは下記の6つです。

  1. お七夜・命名式(生後7日目)
  2. お宮参り(生後31〜33日目)
  3. お食い初め・百日祝い(生後100日目)
  4. ハーフバースデー(生後6ヶ月目)
  5. ファーストバースデー(生後12ヶ月目)
  6. 初節句

ここでは、時系列で1歳までの各イベントの内容や準備するもの、赤ちゃんの服装を紹介します。

①お七夜・命名式(生後7日目)

お七夜は産まれた日を0日目として、7日目の夜に赤ちゃんの健やかな成長を祝う行事です。

別名「命名式」とも呼ばれ、命名書に書いた赤ちゃんの名前をお披露目するメインイベントがあります。 お七夜の歴史は長く、元々は平安時代から続く行事です。当時は生活環境の悪さなどで出産後にすぐ亡くなる子も多く、無事に7日目を迎えたら名付ける風習があったようです。

現在では生後7日目は退院後すぐのため、母子の体調を優先したい時期になります。そのため、お七夜は自宅で家族のみでの食事や命名書を用意して記念撮影するなど、ささやかなお祝いで済ます方が多いです。

命名書は手書きで半紙に書いたり、手軽にネットオーダーでの購入も可能です。余裕があれば、カワイイ手形や足形をとるのもおすすめです。

  • 準備するもの:命名書(手書きの場合は半紙・墨・筆を準備)
  • 赤ちゃんの服装:セレモニードレス、オシャレなロンパース(レースがついたもの、袴ロンパース、フォーマルロンパース)

②お宮参り(生後31〜33日目)

お宮参りは生後約1ヶ月頃に神社やお寺に参拝し、神様に赤ちゃんが産まれたことを報告して今後の成長をご祈祷する伝統行事です。

お宮参り前後はスタジオで記念撮影をしたり、食事会をするケースも多いです。お宮参りが初めての長時間の外出となるママも多いため、記念撮影や食事会は無理しない程度のスケジュールがおすすめ。

また、お宮参りの時期は生後1ヶ月以降にずらすこともできるため、季節や赤ちゃんの体調を考えた時期に行いましょう。

  • 準備するもの:初種料、赤ちゃんの外出セット
  • 赤ちゃんの服:白羽二重(着物の上に祝着を羽織るスタイル)、セレモニードレス

③お食い初め・百日祝い(生後100日目)

お食い初めは生後100日目に「赤ちゃんが一生食べることに困らないように」と願いを込めて行われる行事です。

お食い初めも歴史は長く、平安時代からある赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統行事になります。

生後100日目の赤ちゃんはまだご飯が食べられないため、自宅もしくは料亭・レストランでお祝い膳を用意して、みんなでお箸を使って赤ちゃんに食べさせる真似をします。 お祝い膳は、鯛、赤飯、吸い物、煮物、香りの物の一汁三菜が基本です。作るのが大変であれば食器とお祝い膳がついたお食い初めセットの購入もおすすめです。

外食の場合「お食い初めプラン」を提供している料亭やホテルもあるため、専用のプランをうまく活用してみましょう。

  • 準備するもの:お祝い膳用の食器、お祝い膳、祝箸・歯固め石
  • 赤ちゃんの服:色つき小袖(お食い初めの正式な和服)、セレモニードレス、オシャレなロンパース(袴ロンパース、フォーマルロンパース)

④ハーフバースデー(生後6ヶ月目)

ハーフバースデーはアメリカやイギリスなど海外発祥の生後半年を記念したお祝いです。ハーフバースデーは特に決まったイベントはありませんが、通常の誕生日のように離乳食ケーキを用意してお祝いすることが多いです。

日本の伝統的な行事ではないため、行わない場合や写真撮影だけ行うケースもあるようです。 生後6ヶ月にもなると表情は豊かになり、離乳食で食事に興味を持ち始める時期です。盛大にお祝いはしなくても、成長が目覚ましい時期の生後6ヶ月の姿は写真にはしっかりと残しておきましょう

スタジオでの撮影はもちろん、費用をおさえたい方は風船やガーランドで部屋を飾り付けして自宅での撮影もおすすめです。

  • 準備するもの:自宅で行う場合は飾り付けや離乳食ケーキなど
  • 赤ちゃんの服:ベビードレス・ワンピース(ヘアバンドやティアラなどの小物など)、フォーマルなロンパース、ぬいぐるみ風の特別な衣装

⑤ファーストバースデー(生後12ヶ月目)

ファーストバースデーは通常の誕生日のお祝いに加え、一升餅や選び取りなど日本の伝統的なイベントがあります。

一升餅は一升(約1.8kg)の重さのお餅を風呂敷に包んで、赤ちゃんに背負わせるイベントです。「一生食べ物に困らないように」「一生円満でありますように」と、一升と一生をかけた意味合いがあります。

一升餅の重さに泣く子もいますが、座り込んでも家にいてくれる、転んだら厄が落ちる意味があるようです。 選び取りとは、赤ちゃんの前にそろばん、楽器、ボールなどさまざまなアイテムを並べて、子供が取ったもので将来の職業を占う儀式です。アイテムの絵が描かれた選び取りカードも人気があります。

  • 準備するもの:一升餅、風呂敷、選び取りのアイテム・カード、誕生日の準備(ケーキ、飾り付け、プレゼントなど)
  • 赤ちゃんの服:ベビードレス・ワンピース(ヘアバンドやティアラなどの小物など)、フォーマルなロンパース、ぬいぐるみ風の特別な衣装

⑥初節句(こどもの日・ひな祭り)

節句とは子供の無病息災を願う大切なイベントです。中でも「初節句」は昔から一生に一度の特別な節句として考えられています。  

男の子は5月5日のこどもの日、女の子は3月3日のひな祭りの日にあたります。五月人形やひな人形などを飾り、お祝いにちなんだケーキや料理でお祝いします。日本の伝統的な行事でもあることから男女ともに和装が人気です。なお、人気な五月人形やひな人形は節句が近づくと直ぐに売り切れてしまうため、早めの購入がおすすめです!

男の子の初節句・端午の節句(5月5日)

男の子の節句は「端午の節句」と呼ばれ、面飾り、鎧飾り、武者人形などの五月人形や鯉のぼりを飾る風習があります。 五月人形には「男の子を厄から守る」「立派に成長する」という意味があり、鯉のぼりには立身出世の願いが込められています。他にも邪気を払うとされる菖蒲を浮かべた菖蒲湯に浸かり健康を祈ることも行います。

  • 準備するもの:五月人形や鯉のぼりの飾り、菖蒲 赤ちゃんの服:袴ロンパース、ベビー着物、金太郎の衣装など
女の子の初節句・桃の節句(3月3日)

女の子の節句は「桃の節句」と呼ばれ、赤ちゃんの代わりに災難や病気を引き受けてくれるとされる雛人形を飾る風習があります。

男の子と同様にひな人形の前で記念撮影をして、みんなでごはんを食べるお祝いが一般的です。

  • 準備するもの:ひな人形 赤ちゃんの服:袴ロンパース、ベビー着物

イベントごとの写真はスタジオで撮るべき?

赤ちゃん1歳までのイベント

子供の成長の節目に利用を考えるスタジオ撮影。行事が盛りだくさんな一歳までは、イベントごとにスタジオで撮るべきか悩んでしまいますよね。

1歳まではお七夜以外のイベントはスタジオ撮影の利用を考える方が多いです。ただ、スタジオ撮影は費用面や労力もかかるため、赤ちゃんやママの体調面を考えた上で撮影のタイミングを考えましょう。

なお、スタジオ以外には出張カメラマンや自宅で飾りつけをして撮影する方法もあります。お七夜は新生児の時期にあたりますが、出張カメラマンによるニューボーンフォトも人気です。 スタジオでも、自宅で撮影する場合でも、カワイイ我が子の成長の姿はイベントごとに写真にはおさめておきましょう!

何かとお金がかかる衣装やお洋服を無駄なく使うコツ

赤ちゃん1歳までのイベント

赤ちゃんのイベントで欠かせない洋服は無駄なく着回ししたいところですよね。無駄なく洋服を使うコツは下記の通りです。

  • 行事を同じタイミングで行う
  • イベント用のロンパースや衣装を着回す
  • フリマサイトをうまく活用する

お宮参りの時期をずらしてお食い初めと一緒に行うことも可能なため、その分洋服代が節約できます。 また、同じ洋服を別のイベントで着ることも可能です。

例えば、退院着でも使えるセレモニードレスはお宮参り、お食い初めで使い回す方もいます。 筆者の場合、和装のイベントが多いと感じたため少しサイズが大きめの袴ロンパースを一着購入して、お食い初め・お正月・初節句で着回しました。はじめは少し大きめでしたが写真映えもして、うまく着回せて大満足でした。

イベント用のロンパースは、複数回しか着ないため、フリマサイトでも売買しやすくおすすめです。 フリマサイトなどもうまく活用して、洋服は無駄なく用意をしましょう。

イベントに祖父母を呼ぶ場合に配慮したいこと

赤ちゃんの行事は祖父母にとっても楽しみなイベント。そのため、節目ごとに祖父母と一緒にお祝いする家庭も多いと思います。

赤ちゃんのイベントで祖父母を呼ぶ場合は下記の2点に注意しましょう。

  1. 地域や家の風習を確認する
  2. 体調や時期に配慮する

赤ちゃんのイベントには伝統的な行事が多く、地域や各家庭でやり方が異なる場合があります。祖父母には事前に確認して、地域の風習に応じたお祝いを行いましょう。また、祖父母が着物や五月人形などを用意しているケースもあるため、事前確認すると無駄な買い物を避けられる可能性があります。

1歳までは赤ちゃんやママの体調が優れないこともあります。お祝いごととはいえ、真夏に分厚いお祝い着を赤ちゃんに着せることは望ましくありません。また、祖父母が遠方の場合は何回も集まるのが難しいです。 赤ちゃんもその家族も心地よくお祝いできるように、時期や祖父母が集まりやすいタイミングで行う配慮も大切です。

まとめ

本記事では、1歳までは赤ちゃんのイベントスケジュールや準備のコツを解説しました。

以下にポイントをまとめてみました。

  • 1歳までのイベントには、お七夜、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、ファーストバースデー、初節句と6つある
  • スタジオ撮影は費用面や労力もかかるため、赤ちゃんやママの体調面を考えた上でタイミングを考える
  • 無駄なく洋服を使うコツは、行事を同じタイミングで行ったり、イベント用のロンパースや衣装を着回す、フリマサイトをうまく活用するなどがある
  • 祖父母を呼ぶ場合は、地域や家の風習を事前確認して、実施時期や体調に配慮する

赤ちゃんが1歳になるまでは、伝統的な行事も含めてさまざまなイベントがあります。目まぐるしい毎日の中でも、我が子の成長をお祝いできることはとても喜ばしいことです。

ぜひ、1歳までのイベントは効率良く準備を進めて、赤ちゃんとのステキな思い出をたくさんつくってくださいね。

sacchan

ワイン大好き♪お酒大好き♪4歳男の子育児中の薬剤師ママライターsacchanです。子育て真っ最中ですが毎日の晩酌は欠かせません…ワイン好きなママのお役に立てればと思っています。