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母の日に喜ばれるワインギフト特集。日頃の感謝を伝えるワインを厳選

母の日ワイン

いつの間にか春の足音が聞こえてきて、花々の季節はもうすぐそこですね。花と言えば桜がぱっと思い浮かびますが、花びらが散り葉桜になったころには、あっという間に母の日が目の前です。

毎年何をプレゼントするか迷ってしまう方も、普段はあげていないけどたまには何か贈ってみようかなとお考えの方も、今年はワインで、オシャレに母の日を彩ってみませんか?

母の日のギフトにぴったりなワインってどんなワイン?

母の日ワイン

母の日とは、毎年5月の第2日曜日に設定されている、母親への感謝を伝える大切なイベント。諸説ありますが、アメリカでとある女性が亡き母を追悼するために、5月10日に赤いカーネーションを教会で配ったことが起源とされています。そこから日本を含めた世界中にこの文化が広がり、今でも各国で共通して「母親に日ごろの感謝を伝える日」となっているのですね。

それでは、今年はどのようなワインに感謝の気持ちを乗せましょうか。やはり一番は、お母さまご本人のお好みに合うワインをお贈りすることです。人それぞれの好みは千差万別。せっかくなら、心から嬉しいと感じていただけるワインで、暖かい気持ちを届けたいですよね。 けれど、どんなワインが好みかわからなかったり、そもそもワインが好きかどうかもわからない…と悩むケースは多いもの。

私自身もどのようなタイプのワインなら喜んでもらえるのか、初めは大変頭を抱えました。しかし、ちょっとした選び方のコツをいくつか押さえると、きっとお母さまにぴったりなワインを選び出すことが出来ますよ

そこで今回は、母の日のプレゼントにはどのような視点からワインを選べば良いのか、そのコツとおすすめのワイン、さらにワインにプラスして喜ばれるとっておきのアイテムなどをお伝えして参ります。ぜひ参考にご覧くださいませ!

母の日のギフトにワインを選ぶ際のコツ

母の日ワイン

お母さまの好みがわからないという時は、まずは「普段のお母さま」をイメージしてみましょう。どんなものが好きで、どんな雰囲気なのか?そこからヒントを得て、下記のように考えてみるとぐっと選びやすくなります。

お母さまの好きな食べ物から選ぶ

ワインを召し上がる際は、食事と一緒に楽しまれることが多いかと思います。そこで一つ、お母さまのお好きな食べ物に合うワインを選んでみてはいかがでしょうか。

例えば、お肉料理や味の濃いおつまみなどがお好きな方へは赤ワインをチョイス。お肉の芳ばしい風味に寄り添う、渋みを持つ濃厚なフルボディのタイプから、素材の味を引き立て口内で脂をさっぱりと洗い流してくれる、香り高く酸味もあり、さらりとエレガントな飲み口のミディアム~ライトボディがあります。

一方、海鮮などのさっぱりとした食べ物やグラタンなどのクリーミーな一皿がお好きであれば、白ワインがおすすめです。魚介類や繊細な和食には、爽やかな柑橘類やハーブの香りがそっと寄り添うライト~ミディアムボディのタイプが良いですし、鶏肉などを使ったクリーム系の料理には、カリフォルニア産やチリ産などのまろやかなミディアム~フルボディのタイプがよく合います。

もし、何でも幅広く好んで召し上がる方であれば、あらゆる食事に万能に合うロゼワインやスパークリングワインが良いでしょう。フルーティーで飲みやすいものも多いため、あまりワインに慣れ親しんでいない方にも楽しんでいただきやすいこともポイントです。

このように、お好きな系統の食事に合わせてワインを選ぶと、その方の好みに合う可能性も高く日頃の食事に合わせやすくもなるので、喜ばれる確率がぐっと上がるのです。

イメージのワインタイプで選ぶ

または、贈る相手の印象や雰囲気でワインを選ぶのも一つの方法です。

例えば、大人の魅力にあふれたしっかり者のお母さまには、エレガントな赤ワインを。ナチュラルな雰囲気で優しいお母さまには、フルーティーな白ワインなどいかがでしょうか。さらに、可愛らしいキュートなお母さまにはロゼワインがお似合いになるかと思います。

普段あまりワインに慣れ親しんでいない方でも、自分のイメージに合うワインをいただくというのは、どこか粋なプレゼントになるのではないでしょうか。

思い出の国や地域で造られたワインを選ぶ

お母さまが海外に行かれたことがあるのならば、その国や地域で造られたワインを贈るのも素敵なアイデアです。

例えば、お母さまが新婚旅行で行かれた場所や、家族旅行で行った先で名産のワインなどは、その時の楽しかった思い出も呼び起こされるので、シンプルにワインを贈るよりもなおさら心が温まります。

私も母へ、一緒に行ったイタリアの地方で有名なワインを贈ることが多いのですが、その度に「ここが素敵だった」「あんなことがあった」など思い出話に花が咲き、そのワインを味わうことで当時の記憶が鮮明に蘇ってきて、特別なひと時をすごせるのです。

パッケージで選ぶ

さらに、このようなイベントのプレゼントには、ワインラベルなどの見た目で選ぶのも面白いですね。母の日と言えばカーネーションなどの花ということで、花が描かれたのラベルは一層ギフトの華やかさを演出してくれます。

また、お母さまのお好きな動物が描かれたラベルや、オシャレなメッセージ、感謝の気持ちを伝えるハートマークのラベルなどは、きっと喜ばれるかと思います。印象的なラベルで選んだワインは特に記憶にも残りやすいですし、お母さまを想いながら選んだパッケージのワインは、受け取る側だけでなくこちらから差し上げる時もわくわくして楽しいものです。

ワイン好きの方にはちょっと珍しいものを

ワインが好きなのは知っているけれど、どんなタイプが好みかわからなかったり、飲んだことがあるものを贈るのは少し気が引ける…という場合は、ちょっと珍しい1本を探してみましょう。あまりメジャーに広まっていない、その地域ならではの固有品種で仕立てられたワインや、オレンジワインなどのあまり馴染みのない色のワインは話題性に富みますし、サプライズ感もあって喜ばれること間違いなしです。

ちなみにこの場合、ものすごく奇をてらったアイテムでなくちょっと普段見かけないかな、というくらいの珍しさがおすすめです。生産数が少なくレア度の高いワインの中には、バランスが取れた味わいというよりは、酸味や独特の香りなどのある部分が突出したスタイルが数多くあり、好みが分かれやすい印象があるためです。なので、ちょっと珍しい品種や色、というくらいのチョイスが良い塩梅かと思います。

母の日のギフトにおすすめワイン5選

母の日ワイン

フランス×ピノ・ノワール

明るいルビーレッドの色合いに、ラズベリーや花の香りが何とも華やかな赤ワイン品種、ピノ・ノワールは、母の日に華を添えるにぴったり!

比較的軽やかな飲み口とそのエレガントなアロマが、優美な印象で特に女性へのプレゼントにおすすめなのです。とりわけ、原産国でもあるフランス産のものがより上品で普段のデイリーワインとは一味違う特別感を楽しめます。

オーストラリア×シラーズ

より濃厚で深みのある赤ワインを贈るのであれば、こちらがおすすめ。肉厚な果実の風味と、ほのかに漂うブラックペッパーのような香りが、赤ワインの中でも最高にお肉との相性が良い1本です。美味しいお肉料理と合わせて、とびっきりの食卓を演出してみてはいかがでしょうか。

カリフォルニア×グルナッシュ

こちらは、可愛らしいピンク色が大切なギフトを美しく彩る、ロゼワインのイチオシ。世界中で大ブームを巻き起こしており、各国で様々な赤ワイン品種から多様なスタイルが続々と生み出されている中でも、特にカリフォルニアでグルナッシュという品種を用いて仕立てられるものが私の注目ロゼワインなのです。

グルナッシュは、フランスやスペインで主に栽培されている品種。イチゴやチェリーのチャーミングな香りが特徴なのですが、カリフォルニアで造られるものはさらに果実味がしっかりとあり、辛口でも甘やかな風味を感じられるので、普段ワインを飲み慣れていない方にもぜひお試しいただきたい1本です。

カリフォルニア×シャルドネ

カリフォルニアワインの名声を一気に押し上げた品種の一つ、シャルドネ。その特徴は、柑橘系の爽やかな香りとトロピカルフルーツを思わせるまろやかさ、木樽由来のバニラのようなほのかに甘い風味をもつ白ワインです。さっぱりすっきりとした白ワインのイメージが覆り、一度味わうとこの豊かな味わいのとりこになる女性がとても多いのです。

かく言う私の場合も、母にこのタイプのワインをプレゼントした際、「今までにこんな白ワイン飲んだことがない!」と見事にハートを打ち抜くことが出来ましたよ。

スペイン×アルバリーニョ

こちらはカリフォルニアのシャルドネとは対照的に、キリっと爽やかな白ワインが多いタイプです。地中海の海風を浴びて育まれたアルバリーニョは、柑橘類の香りときゅっと引き締まった味わいが魅力で、魚介料理に最適な白ワインです。ぜひレモンやハーブを効かせた料理も一緒に用意して、ご家族の皆様でわいわいと楽しむとどこからともなく地中海の風が優しく吹いてくるようです。

ちなみに、スペインのワインにはモダンなアートのラベルが多いので、ラベルなどの見た目で選ぶのもおすすめです!

[番外編] 低&ノンアルコール

やはりワインで喜んでもらえるか不安…という方には、ノンアルコールや低アルコールのワインも選択肢の一つです。

アルコールを抑えながらも、ワインの特別な雰囲気を楽しめるので、今幅広い層に支持されているトレンドのドリンクでもあります。 その中でも特に私がおすすめなのは、「ラルチザンデュテ ホワイトティースパークリング」というホワイトティーをベースに果汁などをブレンドしたスペシャルな1本。

控えめな甘さの味わいなので食事はもちろんのこと、ケーキなどのスイーツと合わせて、優雅なティータイムを楽しんでいただけますよ。

ワインと一緒に何かプレゼントしたい場合のおすすめはある?

母の日ワイン

堂々とワインを1本…というよりも、なんとなくちょっとしたものを付け足したいような気もしますよね。そんな時のおすすめちょい足しプレゼントをまとめてみました。

チーズなどのおつまみ

間違いなくワインを引き立てるアイテムならこちら!チーズや生ハム、オリーブにナッツなど、その一品で晩酌を楽しめるようなおつまみは、ワインとセットでいただくと大変嬉しいものです。郵送で贈る場合など、いつ召し上がるかわからない場合には、小瓶に入っているオイル漬けなど、保存がきくタイプのものが見た目もオシャレで最適。

すぐに召し上がりそうなら、少しずつ色々な種類が盛り合わせになっているプレートを、手土産に添えるのも素敵ですね。

手料理

母の日を一緒にゆっくりと過ごせるのであれば、そのワインに合う食事をふるまってみてはいかがでしょうか。ワインは相性の良い食事と共にいただくことで、その美味しさが何倍にも増すものです。

せっかくのワインを最大限に楽しんでいただくためにも、または恐らく日ごろはご自身が食事を作ることの多いお母さまへのねぎらいも込めて、ぴったりの料理を作って差し上げると、より特別な日になりますよ。

グラス

ワインをいただく時に必須なのが、ワイングラス。カジュアルなコップでも問題なく飲めますが、ワインの魅力を存分に味わっていただくためには、そのワインに適した形のワイングラスに注ぐことが重要です。

お母さまがワイングラスをお持ちでなければ、汎用性の高いスタンダードな形のものを一緒に贈ると、その後もワインを気軽に味わっていただけるようになります。また、もしすでに1種類以上お持ちであればプレゼントのワインが最も引き立つ形のグラスを選んで差し上げることで、より上級な飲み方でワインを楽しんでいただけることかと思います。。

ワイングッズ

ワイン好きで、普段からワインを召し上がっているお母さまには、ワインの便利グッズも一つのアイデアです。例えば、専用のポンプでワインボトルの中の空気を抜いて、酸化を少し防ぎながらワインをより良い状態で保存できるストッパーや、ボトル口に取り付けることで、ワインを注ぐ際に通常よりもたくさんの空気に触れさせて、香りや風味を存分に生かすことが出来るポアラーなどが定番です。

ちなみに、もし白ワインやスパークリングワインなど、冷やして召し上がるワインをプレゼントに選ばれるならば、保冷剤タイプのワインクーラーがおすすめ。凍ってもカチコチに固まらない特殊な素材でできており、通常は平べったい形状なので、普段は冷凍庫の隙間にスッと入れておくだけで必要なときにサッと取り出して使えるという優れものです。もちろん使い終わったら冷凍庫に戻し、何度も繰り返し使用が可能です。冬場であれば、常温のワインに30分間こちらのクーラーをボトルに装着するだけで、ある程度冷やすことが出来ますよ。

これらの価格はいずれも、千円前後から様々なお店で販売されていますので、ちょい足しするにはにうってつけなのです。

やはり母の日に欠かせない花。真っ赤なカーネーションや、紫陽花などの季節の花を一輪添えて、ラッピングしたワインと共に差し上げるとさらに特別感も増して素敵なギフトになります。

その花を食卓に飾って一緒にテーブルを囲めば、より一層華やかなひと時を演出してくれるでしょう。加えて、日常の中で人から花をもらうことはそうそう多くありませんので、たった一輪でもその喜びはひとしおに感じるものです。

まとめ

母の日ワイン

さて、今回は母の日に最適なワインの選び方からおすすめの種類、さらにワインにプラスして喜ばれるちょい足しプレゼントについてお話して参りました。

私が思うには、例え好みの味わいでなくとも、ワインをプレゼントされるのはどこか特別な非日常感があってとても嬉しいことなのですが、せっかくならば、飲み手が心から楽しんでいただけるワインを贈りたいですよね。

日頃なかなか口に出せない気持ちや、言葉では言い表しきれないお母さまへの大きな感謝を、今年はとっておきのワインに乗せて伝えてみませんか?

Saeko

日本ソムリエ協会認定ソムリエ。大学で醸造学を学び、家族もお酒好きであったことから酒類に深く興味を持つ。卒業後はワインのインポーターで店舗での販売やオンラインショップの企画制作に携わる。現在はフリーでライターとして活動中。