母乳内のアルコール量が一目瞭然!ミルクチェックを使ってみた。
ミルクチェックとは
+wineでは母乳内にアルコールが含まれているかどうかをテストすることを、ミルクチェックと呼んでいます。
日本ではミルクチェックはまだあまり一般的ではありませんが、海外では母乳にアルコールが含まれていないかを簡単にテストすることができる製品が販売されおり「授乳期にアルコールと上手に付き合っていく」という考えが認知されています。
+wineでは、アルコールが代謝されるまでの平均的な時間の確認に加えて、米国のUpspring社が販売しているMilk Screenという商品でミルクチェックする方法をご紹介しています。
Milk Screen(ミルクスクリーン)とは
ミルクスクリーンとは米国のUpSpring社が販売している母乳内のアルコールを2分でチェックすることができる商品です。
イメージとしては、リトマス紙のようなもので、1つ1つ個包装になっており、母乳を数滴かけるとその色でアルコールが母乳内に含まれているかを確認することができる仕様になっています。
Milk Screen (ミルクスクリーン)の使い方
使い方は至って簡単で
- チェックしたい直前に袋を開封する
- 母乳を1、2滴かける
- ぴったり2分後の色の変化を見る
といった方法です。
Milk Screenを実際に使ってみて
ミルクスクリーンを実際に店長布川が使ってみたときの様子です。
まず、袋から取り出したばかりのミルクスクリーンがこちら。先端の小さなエリアに母乳を垂らします。
少し分かりにくいですが、一滴たらすとこんな感じです。
こちらがビール1缶(350ml)を飲んで2時間経った後に行ったミルクチェックの結果。黒くなっていないので、アルコールは検知されていません。
一方こちらは、ワイングラス1杯(125ml)を飲んで15分後の検査の結果。縁が黒くなっているのが分かります。これはアルコールが検知されているので、母乳をあげることは出来ません。
最後に、ワインをグラス2杯飲んで2時間後の結果。こちらも全体的に黒くなっているので、アルコールが検知されています。
写真を見比べてみてもらうとわかるように、アルコールが検知されていない時は、紙の色は変わらずクリーム色ですが、アルコールが検知されている時は黒色になっています。
写真だと照明の関係もあり、少し分かりずらい部分がありますが、肉眼だとよりはっきり色味がわかるかと思います。
ちなみに、ミルクスクリーンは空気中に微量に含まれる成分にも反応してしまうため、放置しておくと黒くなってしまいます。必ず使用の直前に袋から取り出し、テスト結果は母乳を垂らしてぴったり2分後のものを見るようにしましょう。
結論:アルコール代謝にかかる時間はあくまで目安なので、ミルクスクリーンを使うと安心
+wineでは、全取り扱い商品において1杯に含まれる純アルコール度数を計算し、体重50キロの人がその量のアルコールを代謝するまでの平均的な時間を各商品ページに記載していますが、その数値はあくまで目安です。
アルコールの代謝速度には個人差がありますし、その日の体調や飲食の有無によっても大きく変動します。
そのため「おそらく大丈夫」ではなくしっかりチェックし確認することで、授乳に対する不安を大きく軽減することができます。母乳にアルコールが移行してしまうのではないかと飲むたびにヒヤヒヤしているのでは、せっかくのワインも全然楽しめませんよね(笑)
ミルクスクリーンは1回約165円決して安くありませんが、ペットボトル1本分くらいの金額で安心が買えるのであれば十分価値があると思います。
こういった便利アイテムを活用して、安心して飲める環境を整えてみてはいかがでしょうか。
ミルクスクリーンはiherbにて購入可能です。以下のリンクより購入されますと、10%オフもしくは10ドル分のクーポンがもらえるので、ぜひご活用ください。