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母乳育児中でもカフェインはOK!正しい取り方を徹底解説。

こんにちは。+wine店長の布川です。

今日は「母乳とカフェイン」の問題についてまとめていきたいと思います。

母乳育児をする方にとって「カフェイン取れない」問題は結構大きいですよね。私もコーヒーが好きで、朝は必ずコーヒー、コーヒーがないと1日が始まらないと言うタイプなので、第一子を妊娠しカフェインがNGと言われた時から絶望でした(笑)ようやく妊娠期間を終えても、完母だったので、カフェインNG期間が長く結構辛かったのを覚えています。

しかし!実は母乳育児をしていてもカフェインが全く取れないと言うわけではないんです。

実は、カフェインはとりすぎはNGですが、少量であれば母乳育児中であっても摂取することが可能です。ただ、注意点も多くありますので、ぜひしっかり確認してみてくださいね。

カフェインの取りすぎは赤ちゃんに悪影響が出る!コーヒーなら1日1〜2杯にしよう。

 お母さんが摂取したカフェインは30分〜60分で血中濃度が最大になり、母乳にも1%程度検出されると言われています。

5〜6時間程度で肝臓で徐々に分解されていきますが、赤ちゃんは肝機能もまだまだ未熟ですし、カフェインに対する耐性もないため、分解にはより時間がかかると言われています。

日本では、母乳育児中のお母さんに対して、カフェイン摂取のガイドラインは定められていませんが、海外では定められている国もあり、例えばカナダでは1日1日300mgまでとしています。コーヒー1杯でカフェイン平均90mg程度含まれていますので、300mgとなると3杯程度までとなりますね。

ただし、日本人と西洋人では体格も異なるため、比較的体の小さい日本人は2杯程度に収めた方が安心という考え方が一般的です。

カフェインを赤ちゃんが取りすぎるとと情緒不安定になったり寝つきが悪くなると言われている

では、実際にカフェインを赤ちゃんがとるとどうなるのかというと、情緒不安定になったり、寝つきが悪くなると言われています。

どちらもお母さんにとっては大変になることばかりですから、出来るだけ赤ちゃんにはカフェインがいかないようにしたいものです。

飲む場合は、授乳前を避けるのがベスト

「でも毎朝のコーヒーはやっぱり捨てがたい」という方は、1日1〜2杯程度に抑え、なおかつ授乳の直前は飲まないようにしましょう。

できれば授乳が終わってひと段落した段階で飲むと、次の授乳まである程度時間が空きますから安心ですよね。

カフェインはコーヒーや紅茶以外にも結構含まれているので要注意。

さて、ここまで、コーヒーメインに話してきましたが、カフェインは意外と多くの飲み物に含まれているので要注意です。

  • 紅茶
  • 緑茶
  • エナジードリンク

などなど、普段口にする飲み物にも結構含まれていることがありますので、注意するようにしましょう。コーヒーは1日1〜2杯までにしてもそれ以外に紅茶も飲んでしまっては、1日のカフェイン許容値を超えてしまう恐れがあります。

1日200mg程度にしようと念頭に置いた上で、飲み物をチョイスしてくださいね。外せない飲み物以外控える、デカフェのものにするといった工夫がベストです。

まとめ:カフェインは母乳育児中であっても絶対取れないわけではないが、量に要注意

ということで、今回は母乳育児中であってもカフェインは取れるというお話をしてきました。

ただ、やはり取りすぎはよくないです。赤ちゃんが情緒不安定になって泣き叫んだり、全然寝なかったりしたら困るのはお母さんですから。

少しでも赤ちゃんがニコニコに生活できるように、1日の摂取量と摂取するタイミングには気をつけてくださいね。

布川玲愛

+wine店長。日本ソムリエ協会認定のJ.S.A.ワインエキスパート。ワインエキスパート勉強中に第一子を妊娠したことをきっかけに、+wineをオープン。学生時代の大半をニュージーランドで過ごした経験から、ニュージーランドワインが大好き。現在1歳になる長男と0歳の長女の子育てに奮闘中。